植木 植栽 花-芦屋の記事一覧 [ 9/17 ]
紙の木 -グリーンテリア 芦屋
2018-02-16
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
都市部のど真ん中、しかも地上16階で意外な植物に出会いました。
こちらはジンチョウゲ科の落葉低木ミツマタ。
ミツマタの名のとおり3つに枝分かれするというとても分かりやすい特徴があります。
英名だとOriental paper bush(=東洋の紙の低木・・・てなことでしょうか)
日本では古くからこの木の皮が紙の原料として使われてきました。
特に高知県出身の私にとっては小学校の頃に伝統工芸の勉強で土佐和紙の原料として習うため、
子どもの頃からなじみのある植物です。
手漉き和紙などというとあまり身近に感じないかもしれませんが、現在も日本の紙幣の原料として使われており、
実はとても私たちの生活に密着したものです。
もともと日本には分布していなかったようですが、高知でも近畿圏でも山沿いの地域などで
野生化しているものがよく見られます。
こちらはよく遊びに行く神河町の山中で群生していたもの。
こんなふうに黄色い花の咲く基本種の他に赤花の園芸種も流通しており、庭木としても人気があります。
ミツマタは啓蟄から清明の頃の季語とされています。
まだ花も緑も少ないこの時期、かすかな春の気配にちょっと幸せな気持ちになる早春の花です。
春を先取り -グリーンテリア 芦屋
2018-01-28
エクステリア&ガーデン グリーンテリア のノナカです。
最強寒波と言われる寒さ。
インフルエンザも大流行中とのことですが、みなさまいかがお過ごしですか。
まだまだしばらくは厳しい寒さが続きそうですが、お花屋さんの中だけは
年が明けてお正月ムードが去る1月半ば頃から一気に春がやってきます。
ラナンキュラス、チューリップ、ヒヤシンス、スイセンなどなど春咲き球根の花がたくさん。
これらの中には香りのよいものも多くて、お店の中にたちこめるよい香りにうっとりします。
ここ数年この時期からよく出回るようになったのが花芽付き球根です。
花つきの球根というべきか、球根つきの花というべきか、、本来土の中にある部分が根っこまで全部ついた状態のもの。
昭和の頃によく見たヒヤシンスの水栽培も近頃また流行中のようですが、写真のムスカリなどは土から彫り上げて
根を洗ってあるようです。
他にはコロンと手のひらにのってしまうようなかわいらしい原種系チューリップもよく見られます。
水栽培と同様に土から栄養をもらうことができないので、次の年に再び咲かせるのはなかなか難しいようですが、
植物の全身の形が見えるその姿は自然造形の美しさが強く感じられ、普通の切花とはまた違った魅力があります。
色も香りも春らしさいっぱいのお花屋さんを見ていると、いっそう春が待ち遠しくなる今日この頃です。
ブロック フェンス 境界工事 -グリーンテリア芦屋市
2018-01-25
駐車場改修工事 -グリーンテリア芦屋市
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新年互礼会 -グリーンテリア芦屋
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和風の庭 施工設計 -グリーンテリア芦屋市
2017-12-21
クリスマスの植物 -グリーンテリア 芦屋
2017-12-19
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
クリスマスを象徴する植物といえばモミやヒイラギなどがありますが、最近注目を集めているのがこちら。
ヤドリギです。
宿木の名のとおり他の木に寄生して養分をもらう寄生植物で、日本の人里でも普通に見られます。
その不思議な生態といい、もじゃもじゃボール状の姿形といい、子どもの頃から
とても興味を惹かれる植物でした。
欧米ではポピュラーなクリスマスの飾りだそうですが、日本でクリスマスと関連付けられるようになったのは
ごく最近になってからではないかと思います。
たいてい大木の上のほうの高~いところにくっついているものなので長年遠目にしか見たことがなく、
ここ数年クリスマスの時期にリースやスワッグ、店舗ディスプレイなど間近で見る機会が多くなったのは
ちょっと驚きと感動です。
寄生という表現はなんとなくマイナスイメージですが、意外にも花言葉は「困難に打ち克つ」。
様々な神話にも登場するなど、冬の寒さの中でも緑を保ち、土のない場所に根を下ろして強く生きる
ヤドリギは昔の人から見ても不思議な魅力のある植物だったのかもしれません。