三田 外構・庭・駐車場工事の記事一覧
和モダンの植栽 ‐グリーンテリア 芦屋
2021-04-08
つい先日、春の陽気の中での植栽工事。
シンボルツリーの植替えをはじめ、玄関まわりの植栽を新しくさせていただきました。
中でもこちらの花壇はトクサがぎっしり。
生育が大変旺盛なトクサは地下茎を伸ばし、どこまでも広がっていきます。
こちらのお宅では囲われたスペースに植えられていたので広がる範囲は制限されていましたが、
理想としてはもう少し奥ゆかしく点々と生えるようなイメージだったとのこと。
そんなわけで今回はトクサを撤去。
「和風」「モダン」のテイストは保ちつつ、大小の石を使って間をもたせ、
ひとつひとつの植物の形が映えるようイメージチェンジさせていただきました。
植物がめまぐるしく成長するこの時期は植栽工事の効果も顕著です。
シンボルツリーのイロハモミジはすでに芽吹いて葉が開き始めており、間もなく美しい青モミジが楽しめそうです。
春休み中のお子様たちも「木をもう少しこっちに傾けて…」という感じでいっしょに監督して、
仕上がりを大変喜んでくださりました。
新年のごあいさつ ‐グリーンテリア 芦屋
2021-01-07
小さなしあわせ ‐グリーンテリア 芦屋
2020-03-23
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
3連休は暖かくなり、芦屋川ではソメイヨシノが少しずつ咲き始めています。
そんな中、グリーンテリアの事務所にも小さな春が。
こちらはランポー玉(鸞鳳玉)というサボテンの仲間です。
日頃はまるで和菓子のような石のような姿をしていますが、こんなふうに中央の部分から花芽が発生して花を咲かせます。
図鑑などによると春から秋くらいにかけて繰り返し何度か花をつけるということなのですが、
実際のところ花を見るのは約1年ぶり(育て方がスパルタすぎなのか…)
年に1度だけ、しかも1日で閉じて終わってしまう花なので、開いた瞬間は喜びもひとしおな感じです。
本当に些細なことなのですが、植物は日々たくさんの幸せや力をもたらしてくれるものだと
こんな時だからなおさら感じます。
みなさまにもそんな植物のある暮らしの幸せを伝えたい、グリーンテリアは今日もそんな思いで
木を植えさせていただいています。
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花のたより -グリーンテリア 芦屋
2020-03-03
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
人間の騒ぎとは関係なく季節は進んでいます。
芦屋市内では早くもコバノミツバツツジが咲いている場所があるそうで、
近所のサンシュユは満開になっていました。
明るい黄色はまだ色の少ない景色の中でひときわ目立ちます。
なかなかお出かけもままならぬ状況ではありますが、まさに三寒四温で日々刻々と景色が変わってゆくこの時期、
みなさまもお庭や身近な場所で時に頭上の木を見上げてみたり、足元の小さな草花に注目してみてはいかがでしょうか。
ヒトの免疫機能は精神状態にも左右されるといわれます。
身を守るための注意を払いつつも過剰に不安にならないように、冷静に、心穏やかに、
少しでもハッピーな気持ちで毎日を過ごすことができたらいいなと思います。
野の草note ~金色の道 -グリーンテリア 芦屋
2019-05-17
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
クリスマスローズ、クレマチス、ラナンキュラス、シュウメイギク、アネモネ・・・
みなさまきっと大好きなガーデンの花形とも言えるこれらの植物の共通点、
それはキンポウゲ科の植物ということです。
以前にセンニンソウの話で少しご紹介したことがありますが、キンポウゲ科というと花の美しいものが多いことのほかに
有毒植物が多いカテゴリでもあります。
強い毒草トリカブトをはじめ、冒頭に挙げた一般家庭のお庭でもおなじみの植物もそれぞれ何らかの毒性を持ちます。
では、そんな美しくも危険な植物群を代表するキンポウゲってどんな植物なのかご存知でしょうか?
それがこちら
親分の正体は意外と線の細いかわいらしい野の草なのです。
厳密にはこちらはウマノアシガタと呼ぶべきで、ウマノアシガタの八重咲きのものがキンポウゲとされるそうですが、
私が子どもの頃はこれをキンポウゲと呼んでいましたし図鑑などでも同様に扱われていることが多々あります。
ウマノアシガタの名前は葉っぱの形に因むようですが、これが全然馬の足形には似ていません・・・
一重のものもキンポウゲ(金鳳花)と俗に呼ばれることが多いのは、こっちの名前のほうが合ってるのでは・・・
という心情的な影響もあるのかもしれません。
子どもの頃は母が喜ぶのでよく学校の帰り道にこの花を摘んで帰ったものですが、
近頃は舗装や植生の変化で実家のまわりでも見なくなりました。
写真は連休中に高知の山沿いにある両親の知人のお宅を訪ねた際に群生していたものです。
山の斜面に段々畑が広がる美しい立地にたくさんの小さな黄金色が揺れる様は、
母曰く「スイスっぽい」というのもうなづける絶景でした。
桜のとき -グリーンテリア 芦屋
2019-04-07
エクステリア&ガーデン グリーンテリア のノナカです。
春です。
毎年お天気や開花状況に泣かされがちな芦屋さくらまつりも今年はぴったりほぼ満開の花と最高のお天気。
SNSのタイムラインはサクラの写真であふれかえっています。
季節ごとに心を動かすものはたくさんありますが、私にとって春は特別それが多い季節です。
年が明けてから3月頃までは日々春に向かう小さな気配を探してひたすら待ちかまえているのに、
いざ来てしまうとそれはあっという間に追いつかなくなります。
つい先日満開だった近所のユキヤナギはすでに散り始め、スイセンの花も終わってしまいました。
そんなふうに庭も自然もめまぐるしく景色が変わり、あっという間に過ぎ去る美しい季節ですが、
できるかぎりたくさんの春の景を心に刻みたいと思います。
冬の赤色2 グリーンテリア 芦屋
2019-01-25
エクステリア&ガーデン グリーンテリア のノナカです。
同じタイトルですがまた違うお話でして・・・
赤水菜とルッコラと赤大根のサラダ。
イチゴ以外は実家の家庭菜園で採れたものです。
サニーレタスとかトレビスとか、赤い野菜が入るだけでサラダは劇的においしそうに見える気がします。
私が単純なだけという話もありますが、赤色には食欲増進効果があると言われています。
微量の話ではあると思いますが、赤い色素はアントシアニンなどであることも多く、
違った栄養素を摂れるというメリットも。
そしてこちらは畑の様子。
ちょうどこの3種が並んで植わっていて、奥から手前にかけて赤大根、ルッコラ、赤水菜。
赤大根は葉もほんのり赤が混じります。
以前にも書いたことがありますが、赤い野菜はカラーリーフとしても使うことができて、
食卓だけでなく菜園をも彩りよく、ちょっとスタイリッシュにもみせてくれます。
いろいろ書きましたが、もちろんつくっているのは両親です。
私は食べるだけ食べてあれこれ言うだけ。
感謝していただきたいと思います。
冬の赤色 -グリーンテリア 芦屋
2019-01-13
エクステリア&ガーデン グリーンテリア のノナカです。
休暇中は帰省してのんびり過ごさせていただきました。
祖母の家の庭では今年もロウバイがよい香りを漂わせており、畑には春の野の花がいっぱい。
裏山を少し歩くといろんな植物に出会いました。
クリスマスの飾りに人気のサルトリイバラ
高知でも近畿圏でもちょっと山沿いに行くと葉っぱはすぐに見つかるのですが、
バランスよくきれいな実をつける株はその中でも一部だけです。
庭植えの植物としても大活躍のヤブコウジ
自然界でもわりとよく出会えます。
ツルウメモドキ
この時期なので、すでにオレンジ色の殻がパカッと開いて中の赤色もなくなっていたり
ビナンカズラ
もともとはラズベリーみたいに密集していたつぶつぶがずいぶん落ちてしまった状態。
それでも大きくてつやつやで赤い実はよく目立ちます。
ちなみに、こちらは同時期に植物園で見たもので、原型をとどめているとこんな感じで迫力があります。
フユイチゴ
野生のキイチゴは酸っぱいものが多いですが、フユイチゴはその中でも意外と甘くておいしい。
この季節山の動物や鳥たちの貴重な食料なのかもしれません。
冬の里山の茶色がちな景色の中にポツリポツリと見える小さな赤はどれも特別な輝きを放っているようで、
あっちにもこっちにもとひとしきり宝探しのような気分を楽しんだのでした。
・・・こんな感じでおそらく今年もシュミの世界全開でお届けしていくことと思います。
様々な植物の姿を通して、みなさまに庭や植物のある暮らしの楽しさを感じていただけたらうれしいです。
新年のごあいさつ -グリーンテリア 芦屋
2019-01-07
草屋根の休日 -グリーンテリア 芦屋
2018-11-10
エクステリア&ガーデン グリーンテリア のノナカです。
カシのアーチの向こうにチラ見えする緑の屋根。
こちらは滋賀にあるたねやグループの旗艦店、ラ コリーナ近江八幡です。
アーチをくぐると現れる草屋根と呼ばれるメインショップ。
この建物をはじめ、敷地内の多くの部分は藤森照信設計だそうで、
土壁、銅板、草屋根、屋根の上にちょこんと植えられている松の木など
しばしばジブリっぽいと例えられる藤森建築らしい特徴が随所に見られます。
表から見ると壁面がフラットでシンプルに見える草屋根は、裏側にまわると凹凸が多くて複雑な形。
ちょっとお城のようにも見えます。
屋根はなかなかの斜度ですが、コウライシバがモフモフ育っていました。
草屋根を抜けると水田と畑が広がり、小川が流れ、丘の斜面には棚田もあって、
それらが八幡山の景色と自然につながっています。
もう稲刈りは終わってしまっていましたが、稲が黄金色になる頃はまた美しいに違いありません。
田植えや稲刈りにはスタッフの方とともに地域の学生さんが参加しているそうで、
研究や地域社会との交流など様々な試みがなされており、今後さらにエリアも拡大していくようです。
オープン当初からずっと行きたいと思いながら数年経ってしまいましたが、
植物の育ち具合を考えるとむしろ少し年数を経てから訪れてよかったのかもしれません。
またいつか違った季節に訪れてみたいと思いました。