サンルーム テラス屋根‐グリーンテリア芦屋の記事一覧 [ 10/16 ]
四国化成デザインコンテスト エリア賞-グリーンテリア芦屋
2016-01-28
野の草note ~春の七草 -グリーンテリア 芦屋
2016-01-17
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
ようやく冬らしい寒さとなってきました。
年末年始の休暇中はいつものとおり帰省しておりましたが、高知では最高気温が20℃近くになるような日もあり、
実家まわりの田畑は野の草の緑に覆われ、春の野の花もちらほら見られる変なお正月でした。
地面にペタッと貼りついて寒い冬を越すナズナもこのとおりにょきにょきのびて花を咲かせていました。
ナズナと言えば春の七草のひとつ。
子どもの頃には1月7日に母と草摘みをして七草粥をつくってもらったりしました。
当時はこんなに暖かくなかったこともあってこの時期の野の草はまだ小さく、
確かゴギョウとホトケノザは見つけられなかったと思いますが、それでも家の周りに勝手に生えている草が
食べられるということに妙にワクワクしたように記憶しています。
特にセリは七草の時以外でも日常的に水路などで摘んでおひたしなどにしていただいていました。
今ではなかなか食べる機会の少ないものですが、香りのよさは他のどんな野菜にも例えがたく、
今でも大好きな野草です。
暖かさに誘われうろうろしているとこの日はセリ、ナズナ以外にもゴギョウ、ハコベを見つけることができました。
(スズナ、スズシロは家庭菜園にありました)
七草粥ではありませんが今回も帰省中に7種どころではないたくさんの野菜をしっかりいただいたので、
この一年も元気に頑張れそうです。
仕事始め -グリーンテリア 芦屋
2016-01-06
写真はまたまたお客様からいただいた手づくりのパン・デ・ロワ。
フランスの南のほうでエピファニー(公現祭)という祝日に食べられるパンです。
中にはフェーヴと呼ばれる小さな陶器の人形がひとつ入っていて、切り分けたときに
このフェーヴ入りがあたった人が王様となっておもちゃの王冠をかぶせてもらうのだそうです。
日本ではどちらかというとフランスの北のほうで食べられるガレット・デ・ロワ
というケーキ(パイ?)のほうがよく知られているのではないでしょうか
(私はこれをいただくまでガレットのほうしか知りませんでした)。
最近では日本の洋菓子店などでも新年のお菓子としてこのガレット・デ・ロワを売るところもあり、
いろんなフェーヴをディスプレイしているのを時々見かけることがあります。
エピファニーはちょうど今日1月6日で、ヨーロッパなどではこの日でクリスマス期間が終わるとされ、
クリスマス飾りを撤去するのだそうです。
グリーンテリアは本日より2016年の業務スタートです。
本年もみなさまの快適な暮らしのお手伝いをさせていただけるよう力を尽くし、
花や緑のある暮らしの楽しさをたくさんお伝えしていけたらと思っております。
2016年もグリーンテリアをどうぞよろしくお願い致します。
よいお年を -グリーンテリア 芦屋
2015-12-28
39年前の積水ハウスのサンルーム-グリーンテリア 芦屋
2015-12-10
水車と流れの庭で賞 -グリーンテリア 芦屋
2015-11-28
野の草note ~チカラシバ -グリーンテリア 芦屋
2015-11-21
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
鳴尾御影線のケヤキ並木の景色が本格的に秋色を帯びてきました。
秋の植物の楽しみと言えば紅葉や木の実などを思い浮かべますが、秋はグラス系の季節でもあります。
グラス系、またはオーナメンタルグラスとはシュッとした葉っぱにものによってはフワフワの穂を持つ
イネ科やカヤツリグサ科などの植物の総称で、個人的にとても好きなカテゴリーです。
日本ではネコジャラシやススキなどをはじめ、道端や野山で様々な野生のグラスが見られます。
例えばこのチカラシバ
黒紫色の穂がかっこよく、草姿もきれいです。
私が子供のころは小学校の通学路にたくさん生えていて、黒い穂の部分をちぎって毛虫などと言って遊んだ
いわゆる雑草ですが、ガーデンデザイナーのポールスミザーさんなどはよく庭に取り入れていて、
海外では多くの園芸種が作出されています。
最近市街地ではあまり見かけなくなりましたが、先日とある場所でものすごい群生をみかけて
ちょっと感激してしまいました。
ザワザワと風に揺れ、日が当たるとその穂がキラキラ光るのはオーナメンタルグラスの何よりの魅力。
群生ならさらに美しく見えます。
この場所は他にも様々な種のグラスが混在していて、それらがいっせいに日を受けて輝く姿は本当にきれいでした。
チカラシバの名は根がかたく引っぱってもなかなか抜けないことからきているようですが、
イネ科の雑草は総じて厄介なものとされ、園芸種であってもその性質を受け継ぐグラス系の植物は
ものによっては扱いづらい面もあります。
流行っているからと言ってどこにでも安易に植えられるものではなく、お庭に取り入れる際は
それぞれの特性をよく知った上で検討することが必要になると思います。
しかしながら光や風をとらえるその姿はやはりとても魅力的。
様々な色、形の園芸種はもちろん、野に生える元祖(?)グラス系の仲間たちにも
ぜひ注目してみていただけたらと思います。
野の草note ~野葡萄 -グリーンテリア 芦屋
2015-11-05
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
植物には様々な不思議な色形のものがありますが、身近なものの中では
これを初めてみたときの衝撃はなかなかだったように思います。
ちょうど今くらいの時期に野山でも市街地でも見ることのできるノブドウの実。
子どもの頃に初めて出会い、自然界のものとは思えないようなこの色に驚きながらも
不思議と魅せられたものです。
ブドウと名はつきますが、同様に日本の山に自生するヤマブドウは生食できるのに対し、
属の違うノブドウはまずくて食べるのには向きません。
まあそもそもこのビジュアルは食欲をそそるものではないかもしれません。
実がなるまでその存在に目を止める人は少ないかもしれませんが、
ブドウらしい葉の形や草姿も趣があり、斑入りの園芸種も流通しています。
食べることはできなくてもまるでターコイズのような微妙な色が房状に集まる美しい姿が
秋の散歩道をちょっと楽しくしてくれる好きな野の木のひとつです。
ノルウェイの森 -グリーンテリア 芦屋
2015-10-27
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
タイトルは村上春樹のベストセラーから。
…といってもこの本、私が中学生くらいの頃に流行り友人から借りたのですが、
残念ながら中学生の私には少々難しかったらしく読み始めて即挫折。
ハルキストになりそこねて今でも未読のままです。
今回は読書の話ではなく、休日のお出かけの話です。
この小説が数年前に映画化されているのですが、そのロケ地として有名になった
砥峰高原へ行ってきました。
砥峰高原はススキの大草原が有名な景勝地で、映画「ノルウェイの森」の他、
大河ドラマ「軍師官兵衛」など映画やドラマの撮影地としても知られるようになりました。
この広大なススキ野原はもともとは茅葺屋根のための茅(チガヤ、ススキなど)の伐採地で、
毎年山焼きをして草原から森林への遷移を止め、この環境が保たれてきたのだそうです。
現在は茅の伐採はされていませんが、美しい草原の風景を維持するため毎年春に山焼きが行われています。
西日があたってススキがキラキラ輝く夕暮れ前を狙って訪れましたが残念ながらこの日はやや曇りがち。
それでも目の前一面に広がるススキ野原は圧巻でした。
上の方まで続く芝生のように見える部分は全てススキの草原です。
軍師官兵衛の撮影では写真の少し左よりに見えている砂利の道を馬が駆けたのだとか。
よく下調べをしなかったので行って初めて気づきましたが、ふもとのほうは湿原になっていて、
湿原の中の板敷の小路を歩きながらススキ以外の高原の植物にもたくさん出会うことができます。
湿原に咲く花 上からイヌノヒゲ、ノアザミ、ツリガネニンジン(シャジン?)、ウメバチソウ、ウツボグサ
ところどころで天然のミズゴケも見られました。
少し時間をかければ周辺の山へのハイキングもできるようですし、
ぜひまた違う季節にも訪れてみたくなりました。
今日のひるごはん グリーンテリア 芦屋
2015-10-10
エクステリア&ガーデン グリーンテリアのノナカです。
外を歩くとどこからともなくキンモクセイの香りが漂ってくる、そんな気持ちのよい季節になりました。
今日、明日は芦屋のお祭りだそうで、さきほどだんじりが目の前を通り過ぎていきました。
(事務所が2階なのでちょうどだんじりの屋根に乗ったお兄さんたちとばっちり目が合ってしまいます^_^;)
先日、いつもお世話になっているお客さまが事務所に手づくりパンを差入れしてくださいました。
カフェのオーナーでいらっしゃるこのお客さまは私の親世代に近いくらいの方で、
お店をオープンされたのは今の私よりもまだ上の年代の頃。
このたびさらなるステップアップを目指して一時お店を休み、料理学校に通って
若い方や海外からの留学生たちとともにハードなカリキュラムに挑んでおられるのだそうです。
授業で毎日のようにパンやお菓子をつくるから届けてあげるわね~と言ってくださって早速の差入れ、
ありがとうございます。
いつお会いしてもお忙しそうで、まだまだやりたいことがあるというバイタリティあふれるそのお姿に
いつも元気をいただいています。
私の身の回りには他にも様々な挑戦を続けているすてきな諸先輩方がたくさんいらっしゃいます。
何事も始めるのに遅すぎるということはないということですね。